ホームページ運用に関する「よくあるお問い合わせ」
カフナワークスによくあるお問い合わせの中で、個人事業主様のホームページに関する代表的なお悩みとそれぞれの解決策について解説します。
当初の目的と現時点でズレはあるか?
お悩みを伺ったあと、原因と解決策のご提案の前に必ず以下の2点についてお客様と一緒に確認をさせていただいています。
- 制作を開始する前に設定した「目的」と「ゴール」は何ですか?
- 設定した「目的」と「ゴール」の数値目標はどれくらいですか?
何年も前だと明確には覚えていらっしゃらないケースもありますが、おおよそ以下の割合になりました。
- 「目的」と「ゴール」を設定して数値目標も明確に規定した:10%
- 「目的」と「ゴール」自体設定していない:15%
- 「目的」と「ゴール」は設定したが数値目標は定めていない:30%
- 「目的」と「ゴール」は設定したが「集客」と「売上増大」などよくある感じだった:35%
数値目標のある・なしに関わらず、まずは、公開当時の目的とゴールを思い出していただき、まずはお悩みを客観的に整理してみましょう。
本稿のキーワード:数値化された目的とゴール
目次
1. 時間がない、人がいない
個人事業主のオーナー様の場合、ホームページやSNSの運用を自ら手がけているケースが圧倒的に多いと思います。
次に多いのが、スタッフに指示を出して運用を任せるケースですね。
本業のビジネスを進めながら、ホームページ運用も社内で行うと当然のこととして時間も人も足りなくなります。
時間 ≒ お金と考えた場合社内でホームページ運用するメリットは?
自社のビジネスでの一番の稼ぎ頭はオーナー様だと思います。貴重な稼ぎ頭のリソースを作業に充てるのは得策と言えるでしょうか?
もちろん、ご自身で運用をする場合も、スタッフが運用をする場合でも、施策の方法や方向性などは社内でしっかりと検討しておくことが重要です。
また、ホームページ運用の予算にも限りはあるとは思いますが、もう一度見直してみることをおすすめします。
解決策
「時間がない、人がいない」ケースの解決策は、当たり前ですが一つだけです。
ホームページ運用をアウトソース化しましょう。
アウトソース化する場合のポイントは、前述したように数値化された目的とゴールを設定した上で、施策の方法と方向性は社内で明確に規定をしておきます。
また、予算の範囲で部分的にアウトソース化することで開始時の運用コストも抑えられます。
時間がない、人がいないケースの解決策
- ホームページ運用をアウトソース化
- 数値化された目的とゴールを規定して発注
- ホームページ運用は全体でなく一部からコストを抑えて始める
2. 何からやれば良いかわからない
制作会社からのセールス提案や、お悩みをネットで検索しても難しい言葉や似たような内容ばかりですね。
その中で何からやれば良いかわからないケースの場合、以下のようなポイントが思い浮かぶのではないでしょうか。
- スマホ対応・デザイン修正?
- SEO対策?
- ブログやSNSでの情報発信?
はい、その前に数値化された目的とゴールを再確認してください。
本稿では上記を何度も繰り返しますが、「見栄え」や「掲載内容」の改善より先に検討すべきポイントとしてあげてゆきます。
解決策
ここでも数値化された目的とゴールを再確認してみましょう。
そして、ゴールに至る道の現在いる地点を明確に思い描いてみて、さらに以下のポイントも確認してみましょう。
- 25%?30%?半分の折り返し地点なのか?
- 今の達成率に至るまでに取りこぼしてきたことは?
- 今の達成率に不必要・先でも良かったことは?
上記が整理されれば、何からやれば良いかは見えてきます。
何からやれば良いかわからないケースの解決策
- 数値化された目的とゴールを再確認
- 現時点での達成率を数値化して規定
- 数値化された達成率から目的とゴールに向けての最優先事項を洗い出す
3. 予算がない
ホームページの運用に予算がかけられないことは、個人事業主オーナー様一番のお悩みと言えるかもしれません。
一般的に企業では、予算が充分確保できない場合は、内部リソースを有効に活用してある程度の成果を出して来期の予算を確保するのが流れです。
1. 時間がない、人がいないでは予算が確保できる前提でアウトソース化をおすすめしましたが、予算がないケースは少し状況が厳しくなりますが、現状を踏まえて予算がないケースの解決策を考えましょう。
解決策
来期の予算を獲得するためにも、今期は社内リソースを活用してホームページ運用を行います。
社内にホームページ運用のノウハウを持ったスタッフがいない場合、プロと同じレベルのホームページ運用施策を行うのは難しいと割り切りましょう。
その上で、先に述べた各章から打てる施策を社内で実施しましょう。
予算がないケースの解決策
- 数値化された目的とゴールを明確に規定(1章)
- 現時点での達成率を数値化して規定(2章)
- 社内で対応可能な部分を見極めて今期の成果を出す(3章)
- 来期予算の獲得でアウトソースできる部分を洗い出す
まとめ
3つのお悩みについて述べてきましたが、各要素が組み合わされているケースが実情でしょう。
特に個人事業主様は、 各種リソース不足が原因でのお悩みも多いと言えます。
以上を踏まえた解決策のご提案をして、本稿のまとめといたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
個人事業主様のホームページ運用のお悩み解決策
- ホームページ運用予算の見直し
- 効果を測定してかける箇所と削る箇所を決める
- ホームページ運用に数値化された目的とゴールを明確に規定
- 数値目標は社内で共有することが重要
- 本業に特化してホームページ運用のアウトソース化を検討
- 費用を抑えながら質の高い対応ができる業者を選定
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